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「なんとなく加入」は危険?保険初心者が最初にやりがちな失敗

2026年2月7日 / 川端順也

リード文:その保険、本当に「今の自分」に合っていますか?

結婚した、家を考え始めた、これから子どもが欲しい。そんな節目のたびに「保険、そろそろ入った方がいいのかな…」と気になりつつ、比較が難しくて後回しにしてしまう方は多いです。

一方で、友人のすすめや職場の案内、ネット広告をきっかけに「よく分からないけど、とりあえず加入」してしまうケースも少なくありません。実はこの「なんとなく加入」が、家計の固定費をじわじわ圧迫したり、必要なときに必要な保障が足りなかったりする原因になりがちです。

この記事では、保険初心者が最初につまずきやすいポイントをやさしく整理し、夫婦のライフプランが変わっても後悔しにくい考え方とチェックポイントをまとめます。読み終えるころには、「何を決めればいいか」がはっきりし、次の一歩が軽くなるはずです。

「なんとなく加入」が危険な理由

保険は、入った瞬間に何かが増える商品ではありません。必要な場面でお金の負担を軽くするための「仕組み」なので、目的があいまいだと、負担(保険料)だけが先に残りやすいのです。

特に20代〜40代の夫婦は、転職、出産、住宅購入、働き方の変更など、数年単位で環境が変わります。にもかかわらず、加入時のまま放置すると「いまの家計に重い」「必要な保障がズレている」状態になりがちです。

さらに注意したいのが、保険には「分かりにくさ」があることです。保障内容の違い、保険期間、更新、特約など、初見では判断が難しい項目が多く、比較が面倒になるほど「おすすめされたものに乗る」選択をしてしまいやすくなります。

保険初心者が最初にやりがちな失敗

失敗1:目的より先に商品を選んでしまう

「医療保険はこれ」「がん保険は必要」など、商品名から考えると迷子になります。保険は本来、「どんな出来事に、いくら不足するか」を埋めるものです。目的が定まらないまま加入すると、いざというときに足りなかったり、逆に使いにくい保障に保険料を払い続けたりします。

失敗2:毎月の保険料を“家計の固定費”として見ていない

月5,000円でも、10年で60万円です。夫婦でそれぞれ加入していたり、特約が多かったりすると、家計の固定費として大きくなります。保険料が重いと、貯蓄や投資、教育費の準備など「将来の選択肢」を狭めてしまうことがあります。

失敗3:「一生もの」と言われて見直しの発想が消える

保険は、ライフステージに合わせて調整するのが自然です。独身時代と、夫婦になった後、子どもが生まれた後では必要な保障が変わります。「入ったら終わり」ではなく、「定期点検するもの」と考える方が失敗しにくいです。

失敗4:貯蓄と保障を混ぜてしまう

「貯まる保険」「積立」という言葉は魅力的ですが、保障と貯蓄を一つにすると、途中で家計が苦しくなったときに柔軟に動けないことがあります。解約すると戻るお金が少なかったり、必要なタイミングでお金を取り出しにくかったりするケースもあるため、役割を分けて考えるのが基本です。

失敗5:公的な制度(会社の保障・社会保険)を確認せずに厚くしすぎる

会社員なら健康保険があり、傷病手当金などの制度もあります。自治体や勤務先の福利厚生で、医療費の負担が軽くなる場合もあります。これを確認しないまま「不安だから全部保険で」とすると、必要以上に保険料を払うことにつながります。

失敗6:特約を付けすぎて、結局何が必要か分からなくなる

特約は便利な反面、積み上げるほど保険料が上がり、管理が難しくなります。特約を付けるなら「それが無いと困る場面が具体的にあるか」「その分、貯蓄で備えるのは無理か」をセットで考えると、付けすぎを防げます。

失敗しないために今やるべきこと(チェックポイント)

ここからは、初心者でも迷いにくい手順で整理します。全部完璧にやる必要はありません。まずは「分かるところから」で大丈夫です。

チェック1:まずは「何が起きたら困るか」を夫婦で言語化する

保険選びの出発点は、商品ではなく出来事です。たとえば次のように、困る場面を想像してみてください。

  • 入院や手術で、手元のお金が一時的に減るのが不安
  • 働けない期間の生活費が心配
  • 万一のとき、残された家族の生活費が足りなくなるのが不安
  • 子どもができたら教育費もあるので、家計が崩れるのが怖い

ここが整理できると、「必要な保障の種類」と「優先順位」が自然に見えてきます。

チェック2:家計の“許容できる保険料”の上限を決める

保険は安心を買う一方で、固定費です。まずは「毎月いくらまでなら無理なく払えるか」を決めましょう。家計がきついと、続けられず、結局ムダになってしまうこともあります。

目安としては、貯蓄や将来の計画(住宅、出産、転職など)を邪魔しない範囲で設定するのがポイントです。決め方が難しければ、「まずは少なめにして、必要が出たら増やす」でも問題ありません。

チェック3:保障期間は「いつまで必要か」で考える

たとえば、万一のときに必要なお金は、子どもが独立するまでが最も大きくなりやすいです。逆に、子どもがいない夫婦や共働きで貯蓄が厚い場合は、必要な期間や金額が小さくなることもあります。

「一生必要か」ではなく、「いつまで必要か」で考えると、過不足が減り、保険料も抑えやすくなります。

チェック4:貯蓄でカバーできる範囲を確認する

小さな出費まで全部保険に頼ろうとすると、保険料が高くなります。逆に、貯蓄がある程度あるなら、数万円〜数十万円の急な出費は貯蓄で対応し、大きなリスクだけ保険で備える考え方が合理的です。

チェック5:加入前に「見直しタイミング」を決めておく

保険は放置しやすいので、あらかじめ点検日を決めておくと失敗しにくいです。たとえば次のタイミングで見直しを入れましょう。

  • 結婚・出産・住宅購入・転職
  • 働き方(共働き→片働き等)が変わったとき
  • 家計の固定費を下げたいと感じたとき
  • 保険料が更新で上がる前

よくあるQ&A

Q1:貯蓄型の保険は元本割れしますか?

します。特に加入してすぐの解約や、短期間での解約では、払った保険料より戻るお金が少ないことがあります。貯蓄型は「長く続ける前提」で設計されていることが多いからです。

対策としては、途中でやめる可能性があるなら最初から貯蓄型に寄せすぎない、または「いつ使うお金か」を明確にして、使う時期に合った方法を検討することです。

Q2:保険はいくらから始めるべきですか?

正解は家計と目的で変わります。ただ、初心者ほど「小さく始めて、必要に応じて足す」方が失敗しにくいです。最初から盛りだくさんにすると、見直しが面倒になり、固定費だけが残ることがあります。

まずは「万一のときに家計が壊れるリスク」や「働けない期間の不安」など、影響が大きいところから優先して検討するとスムーズです。

Q3:子どもがいない夫婦でも生命保険は必要ですか?

必要かどうかは、家計の支え方と貯蓄状況次第です。たとえば、片方の収入への依存度が高い、住宅ローンがある、当面は貯蓄が厚くない場合は、万一への備えがあると安心につながります。

一方で、共働きで貯蓄が十分、万一のときも生活が大きくは崩れないなら、保障は最小限でもよいケースがあります。

Q4:医療保険は入っておいた方がいいですか?

医療費の自己負担は制度で抑えられる場合がある一方、差額ベッド代や通院交通費、仕事を休んだことによる収入減など、制度では埋めにくい出費もあります。医療保険は「入院費そのもの」よりも、「周辺の負担」も含めて不安が大きい人に向きやすいです。

Q5:保険の相談はどこでするのが安心ですか?

一つに決め打ちせず、複数の選択肢を持つのがおすすめです。保険会社、代理店、銀行、オンライン相談など窓口はさまざまなので、説明の分かりやすさ、提案が目的から始まっているか、デメリットも言うかを基準に選びましょう。

その場で即決せず、必ず持ち帰って夫婦で確認するだけでも失敗は減ります。

まとめ:最初の一歩は「目的を言葉にする」ことから

保険で後悔が起きやすいのは、「なんとなく入った」あとに、家計やライフプランが変わるからです。だからこそ、最初にやるべきことは、商品比較よりも「何が起きたら困るか」を夫婦で共有することです。

最初の一歩として、今日10分だけで構いません。夫婦で次の2つをメモしてみてください。

  • 不安な出来事を3つ(入院、働けない、万一など)書く
  • 毎月の保険料の上限を仮で決める

この2つが決まるだけで、保険は「選べるもの」になります。迷いが減り、必要な保障を、無理のない固定費で持てるようになります。焦らず、小さく始めて、ライフステージに合わせて整えていきましょう。

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川端順也

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About 代表:川端 順也
Name 川端 順也
Role MDRT 7年連続入賞

妻と子供3人のパパFP。地域の皆様に最適なライフプランをご提案します。